福岡伸一著
動的平衡から福岡先生の本にはまり連続して読んでいる。
新たな発見や知識が得られるし生命の理屈も分かる面白い本です。
お酒の獺祭の語源や画家フェルメールのエピソードなど話題も広く興味は尽きない、
特に縄文人と現代人の幸福感は縄文人の幸福感の方が高かったのでは?は興味深い、締め切り、完成、納期に追われる時間的思考、効率を求めるゆとりの無さなど正に目先の利益を追う資本主義の行き着く袋小路長い時間の中でプロセス重視の考え方は、自分の仕事柄納得。
おすすめ度
⭐️⭐️⭐️
他の人のレビューより
福岡先生が傍で語って下さっている錯覚に陥ってしまうような、いずれの著書も変わらない優しく分かりやすく穏やかな文章。先生がご自身の知の宝庫から惜しみなくサーブして下さる知識を、贅沢に頂いている気分になる。コモドオオトカゲが水牛を陥れる巧妙さ、日本にやってきた象と若冲、栃木や青森の盛土の遺跡、手塚治虫さんへのオマージュ、ニッチとネオテニー(先生の著書には度々登場することば)。先生の世界にいつまでも浸っていたくなる。
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