長谷川英祐 著
福岡伸一さんの動的平衡から進化論を読みたくなりこの本に行き着きました。
ダーゥィンの種の起源や進化論の話も面白いが遺伝や環境による自然選択、など興味深く読みました。
特に前から気になっていた2:6:2の法則の働かないアリはなぜ発生するかは納得くでした。
生物の多様性や複雑さは進化論だけでは説明できない。
未だに神の存在を信じる人がいるのもわかるような気もする。
おすすめ度
⭐️⭐️⭐️
内容紹介
なぜ、世界はこんなにたくさんの生物に満ちているのか?
本書は、生物の多様性と適応をめぐる進化論の知的冒険について、できるだけわかりやすく述べた一冊。ベストセラー『働かないアリに意義がある』の著者が、進化論の歴史、可能性と限界、そして新たな展開について語る。
○本書の目次より
神の御技を見よ/生きている間変化し続ける生物たち/ラマルクの用不用説/ダーウィンの冒険とフィンチとゾウガメ/自然選択の発見/神の不在/遺伝の発見/遺伝子の正体/「総合説」の誕生/ウィルス・トランスポゾン・大規模な変化/適応万能論は思考停止!?/有利でも不利でもない遺伝子の進化/進化の原理と一神教/「説明できる」とはどういうことか?/なぜ労働しないアミメアリは滅びないのか?/君がいないとやっていけない/カブトエビの危機管理/適応度と時間と未来の進化論/損して得取れ!―性の謎/進化論も進化する…
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