2021年2月6日土曜日
空母いぶき
自宅待機中、暇な時間をどうするか?見たかった映画を見ようと選んだのが空母いぶきです。中国海警法が改定された今、
有り得る軍事衝突、今の日本政府ではこの様な対処は出来ないですね、今の政治家に不安がよぎります。
20XX年10月、嵐の中で遭難者に擬装したと思われる工作員[注 1]が、尖閣諸島の南小島に上陸し、「この島は中国固有の領土であり、中国本土の船舶を待つ」と主張する「尖閣諸島中国人上陸事件」が発生。さらに日本の領海に侵入を図る中国海警局の船舶と海上保安庁巡視船との衝突、調査目的で派遣された護衛艦への威嚇射撃と事態がエスカレートし、日本政府はなかば中国に屈する形で事態の収拾を図るが、中国の行動に危機感を覚えた首相は、同時に新型護衛艦の就役と、その艦船を旗艦にした新護衛隊群の創設を柱とする「ペガソス計画」の前倒しを決定する。
事件から1年後、事実上自衛隊初の空母である「いぶき」が完成。艦長には元航空自衛隊のエースパイロットという異例の経歴を持つ秋津竜太一佐が任命され、副艦長兼航海長には新波歳也二佐が選ばれる[注 2]。自分たち自衛官は軍人であり、万一の際は武力行使や命を懸けることも厭わない秋津の方針に対し、自衛隊が専守防衛・人命第一で行動してきたことに誇りを持つ新波は違和感を覚えるが、一方で彼の努力、部下を取りまとめる力は認めており、反意を示すことは避けつつ各地で演習航海を続けていた。
翌20XY年4月、「いぶき」が南鳥島沖での演習航海中、中国軍は「曙光工程」を発動、突如として日本への侵攻を開始する。先島諸島(与那国島)や尖閣諸島の制圧を許し、自衛隊初の戦死者を出したことに加え、中国に話し合いの意思がないと見た日本政府は、内閣総理大臣である垂水慶一郎の指揮により、海上警備行動に続き史上初の防衛出動を下令。この時点で自衛隊と中国人民解放軍との武力衝突は避けられないものとなる。かねてより政府批判の先鋒として知られている東都新聞記者一の瀬一は会見でその流れを察知し、かつての大戦の愚を繰り返すのではないかと危惧する。
「いぶき」は前線へと急行するが、中国も防衛出動に即応し、新型空母「広東」を中核とする北海艦隊を先島諸島へと向かわせていた。日中両政府の交渉は決裂し、ついに実力行使による領土奪還作戦「隼」が発動する。
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