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2020年7月3日金曜日
レディープレイヤー1
リアル社会とバーチャル世界を行き交う映画、ゲーム世代の新ジャンルの映画でした。
バーチャル世界で登場するキャラクターやシーンには沢山のジャパンアニメからのアイデアが盛り込まれている。
中々面白いが後々印象に残るかな?
久しぶりにスピルバーグの映画をみました。
スティーブン・スピルバーグ監督の最新SFアドベンチャー作「レディ・プレイヤー1」が2018年4月20日に公開。映画のPRのために、スピルバーグ監督が13年ぶりに来日した。限られた媒体に与えられたというスピルバーグ監督の対面インタビューに参加する機会に恵まれた。
「超一流」といわれる人はやはり違う……。インタビューの相手は、あのスピルバーグ監督だ。取材前、記者たちは、皆、一様に緊張していた。ところが、当のスピルバーグ監督はこちらの緊張をよそに、紙コップを片手に朗らかにインタビュー部屋に入ってきた。そして、「はじめまして」と、記者一人一人とにこやかに握手。ガチガチになっていた心が一気にほぐれた。スピルバーグ監督とのやりとりは以下の通り。
◇80年代を回顧した理由
「レディ・プレイヤー1」は、17歳の青年が、VR(バーチャル・リアリティー)の世界「OASIS(オアシス)」の中で知り合った仲間と協力し、OASISの中に隠された宝の卵の争奪戦を世界中のプレーヤーと繰り広げるエンターテインメント作だ。
映画には、1980年代のポップカルチャーが多数登場するが、スピルバーグ監督は80年代を、「映画、テレビ、音楽、ファッションといった文化が、何にも勝り素晴らしかった、非常に善良な、穏やかな時代」と回顧する。同時に、「個人的には、最初の子供が生まれた年であり、(製作会社)アンブリン(・エンターテイメント)を創立した時代でもあります。そして、恋をしました(笑い)。ですから、私にとって、もすごく重要な意味を持つ時代なのです」と説明する。
スピルバーグ監督は、今という時代を「シニシズム(冷笑)の時代」と捉えている。その上で、「今の人間は、80年代ほど、他人を信用しなくなっていると思います。今の米国を見ても、思想が半分に分かれてしまっていて、信用というものが失われてきている。『レディ・プレイヤー1』を作りたかった一つの大きな理由は、そのシニシズムから逃げ出したかったからです。皆さんを、空想と希望の世界に誘いたかったのです」と語る。
◇原点は子供時代の作り話
スピルバーグ監督は、テレビ映画として撮った「激突!」(71年)が話題となり、「続・激突!/カージャック」(74年)で長編映画監督デビュー。以降、「JAWS/ジョーズ」(75年)、「E.T.」(82年)、「シンドラーのリスト」(93年)と、さまざまなヒット映画を作り続けてきた。何がスピルバーグ監督を映画製作へと駆り立てるのか。その問いに、「答えが見つかったら、(映画作りを)やめてしまうかもしれない」としつつ、「肉体が続く限り、監督を続けたいと思っています」と意欲を見せる。
「とにかく、小さいころから、ストーリーを語るのが好きだった」という。子供のころは、3人の妹に毎晩怖い話を聞かせていた。妹たちが怖がってベッドに飛び込むたびに、「また怖い話をしたんだろうと父に叱られ、怖い話ではなく、いい話をしなさいと言われていた(笑い)」という。そして、71歳の今も、夜になると四つの寝室を回り、7人の子供たちにそれぞれ違う物語を語って聞かせているという。
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