筑後ブロック会長研修が久留米で開催されました。
当日は、はじめに全国研修の報告があり、浮羽市と美山市から参加された方が発表されました。
浮羽市の方は「こども真ん中社会」について話され、子ども基本法などの少し難しい内容を紹介されました。一方、美山市の方は、民生委員・児童委員の活動をいかに活性化し、継続させていくかについての話をされました。特に、「活動が楽しく、誰もがやりたくなるようにするにはどうすればよいか」というテーマで、グループ討議を行ったとのことでした。こうした議論を筑後協議会でも行い、次期民児委員を引き受けてくださる方を見つけるきっかけにできればと思いました。
最後に、西南学院大学の倉田教授の講話がありました。ちょうど西南学院大学の大学院生が芥川賞を受賞したばかりの時期で、まさに話題の大学の先生による講演でした。
講話のテーマは「地域で発生する諸問題」についてで、幅広い内容でしたが、ここではすべてを紹介しきれません。ただ、最後に話された「誠意」についての内容が特に印象的でした。
教授によると、福祉活動は一生懸命取り組んでも苦情が出ることがあるが、それは「誠意が見えない」と感じられたときに生じるものだそうです。誠意は信頼につながり、信頼関係が出来ると苦情は出にくくなるそうです。誠意を見せる為には 「嘘をつかない」「思いやりを持つ」「真摯に向き合う」 の3つが欠かせないとのことでした。誠意が伝わらなければ苦情が生じるため、常に相手の立場に立つことが必要だと話されていました。
しかし、それを実践することは決して簡単ではないと感じながら、今回のブロック大会に参加してきました。
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