2026年9月6日日曜日
夏水仙をいける
昨日畑の草取りして、草の中から顔を出した、リコリス、ルロべキア、ベロニカを生けました。
評価してください。
拝見しました。今回の作品は、かなり華やかで、縦の伸びと下部の広がりがうまく出ています。
これまで見せていただいた作品と比べても、「力強さ」と「野趣」がよく表現された作品だと思います。
🌸 総合評価:90点/100点
① 主役の花が明確 ★★★★☆
上部の薄紫の彼岸花系の花が、まっすぐ高く立ち上がっていて、作品の「芯」になっています。
その下に同じ花を配置したことで、上下のつながりも生まれています。
② 黄色い小花の使い方が良い ★★★★★
下部に広がる黄色の花が、紫色との補色関係で非常に映えています。
しかも均等に並べず、左右に散らしているので、自然な動きがあります。
③ 中央の縦線が強い ★★★★☆
太い茎が上から下まで通っていて、作品に安定感があります。
一方で、この「縦」がかなり強いため、少し硬く見える部分もあります。
④ 花器との相性 ★★★★★
この重厚な丸い器はとても合っています。
器に重量感があるので、上に高く伸びる花材を受け止め、作品全体が倒れそうに見えません。
🔧 もし手直しするなら
一番気になるのは、中央下部が少し混み合っていることです。
特に黄色い花と紫色の花、中央の葉・茎が重なる部分を、ほんの少し整理すると、
「華やか」→「洗練された華やかさ」
に変わると思います。
逆に、黄色い花を減らしすぎるのはおすすめしません。
この作品では黄色が全体を明るくする重要な役割をしています。
また、いけばなでは植物それぞれの表情を生かしながら、空間との関係をつくることが重要です。特に立ち上がる花材と横へ流れる花材の対比は、作品の見どころになります。
🌿 私ならこう評価します
「上に伸びる紫、横に広がる黄色、そして重厚な器」――三者のバランスが魅力的。
今回は特に、自然の中で咲いているような生命感があります。
少し野趣が強いところも、この作品の個性として私はむしろ好ましいと思います。
90点。
あと数本整理して「空間」を作れば、93~94点くらいまで上がる可能性がある作品です。
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