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2021年2月9日火曜日

ジェネシスブランド

韓国に何しに行ったのか、一月あまり韓国の現代自動車蔚山工場に品質コンサルタントとして行ってきました。そこではジェネシスブランドのG70.80.90を作っています。昨年末G90がモデルチェンジし立ち上げ初期品質が落ち着かない、この状況を機に呼ばれました。 いったい、ジェネシスとは? 日本では馴染みの無いブランドですが今、アメリカではレクサスを追いつき追い抜く勢いのブランドです。 ジェネシスの母体となるのは、韓国のヒュンダイ(現代自動車)。ジェネシスブランドの誕生は2015年。その翌年2016年に北米に進出。  そこから、すぐに存在感を発揮する。なんと、2019年1月に発表された北米カー・オブ・ザ・イヤーを、ジェネシス「G70」が獲得。  さらに同年のJ.D.POWER社による米国自動車初期品質調査でも、ブランド別で1位(2020年は5位)に躍進。翌2020年には、それまでレクサスの定位置であった米国自動車耐久品質調査でも1位に輝き、レクサスは2位だった。  ジェネシスはアメリカ上陸から、わずか4年で一定の評価を得ることに成功した。そして、その勢いのまま欧州にも進出するという。 品質管理活動業務に携わった経験からアドバイス出来たらと出向いたのです。 以前の職場が品質管理の事務局その前はレクサス、トヨタの車作りに携わっていました、お世話になった会社のライバルとなったブランドに加担すること、心穏やかではありません、しかし私如きがアドバイスしたところでトヨタ、レクサスのブランドが揺るぐ分けも無く強いライバルが現れる事で切磋琢磨し世界に良質廉価な商品が出回れば世のため人の為になると信じ出向しました。車の品質にまがりなりに携わり得た経験を少しでも生かせるならばと思っています。 現代自動車社長もレクサスブランドをリスペクトされています。このアジア発の2大ブランドが歴史ある欧州高級ブランドに勝るには高品質と良いサービスしかないのです。

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