10月6日2年ぶりの火星接近、天体観察をしながら火星に思いを馳せる。 火星探索を行っているアメリカの火星探索キュリオシティの情報を思い出す。火星には地層や地形から水の存在の痕跡が残っているそうで過去、水の存在が有ったようです。
地球より小さな火星は星の活性活動時期が短く、すでに水は無くなっている可能性大ですが水が存在していた時期には生命が存在していたかもしれない。そんな面白い情報が出ています。
地球外に生物が存在していた事が判明すればこれは素晴らしい発見です。
又この生命は地球外生命とは言うものの地球生命の祖先の可能性が高いとの説も出ています。
地球が誕生して36億年。宇宙時間からすればほんの昨日です、そんな期間で生命が誕生する可能性より 地球外から生命のもとが何らかの現象で地球に到達し生命が地球に誕生したのではないか、その可能性の方が高いのです。火星の生命が隕石などの衝撃で飛散し地球へ到達し、地球に生命が誕生した、何もない地球に生命が誕生するよりずいぶん確率が高くなる説です。
地球でも海底火山で誕生した何もない大海原の小さな島に大陸から風や波によって植物の種が流れ着きその島にその種が生息する現象は起きている話です。宇宙でも何らかの生命が漂っていて流れ着き、ある星で生命が発生する事は考えられる事だと思います。
地球での命の起源は宇宙から続いていたのだと思うと又一段と大きなスペクタクルが広がります。
この長い、長い命のつながりに自分の命が鎖の一部として組み込まれたことに驚きと同時に感謝、感謝です。
ともあれ幾千万の生命の中でも地球では進化を繰り返し知的生命が誕生し奇跡の星となりました、人には他の生物と違う争いを収める知性を持った唯一の生命です。しかしその知性を生かせず 他の種と同じように他種を攻撃し更に自分と同じ種をも攻撃し、住んでいる環境まで破壊する、エゴで生き残ろうとする愚かな部分も持ち合わせています。
宿主を食いつぶしいずれは自分の命も死滅させるがん細胞やウイルスと同じレベルの遺伝子が引き継がれているのでしょうか?
一つの種の存続は長くて大体10万年から100万年と言われています。
そろそろ人類も破滅期に迫っています。せっかく他の生命と違う知性をもった生命に進化した人類はこの難局を乗り切ってほしいと思います。
環境問題や経済戦争を含む争い、地球規模で起きている感染症をはじめ気候や地殻変動による災害、人類規模で取り組む問題は山ほどあるにも関わらず、私利私欲にまみれた経済や政治活動。種の終わりは絶滅か変異しかありません。できれば未来に続く種に変異し他の地球外宇宙へ命を託す生命の旅を続ける救世主が現れないかと火星接近と社会情勢を見比べ思いふけりました。
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